はじめに

こちらは、恐竜模型造形作家 荒木一成の制作記ブログです。
右のカテゴリーにある恐竜を選んでもらうと、その恐竜の制作記が出てきます。
この制作記はブログ「
カズやんの恐竜模型徒然草」からの再録です。
ですので、基本的には
新たに模型を作った時のみの更新になると思います。
恐竜模型作りに興味を持たれた方のため参考資料、材料をリンクしておきます。

恐竜造型材料集 恐竜造型に使用する材料集です。

恐竜資料集 恐竜関係の資料です。

造形資料集 模型・フィギュア造形に役立つ資料集です。

(このブログは「
恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (1)

フェルトでディロングを作ってみる

先日、テレビで羊毛フェルトクラフトでリアルな猫や犬を作っている作家さんの作品を見ました。
「これは、絶滅哺乳類のサーベルタイガーのスミロドンやメガテリウムみたな短毛・中毛の模型にピッタリかも!」と、すごく興味を持ち、近所のホームセンターで買ってきた簡単なキットでまず練習してみることに。

F19
手のひらや指を針で突きつつ、首の長い変なヒツジが完成(笑)sweat01

F20

flair その時ひらめいて、「羽毛恐竜にもいいんじゃないだろうか?」と言うことで、仕事でずっと試すのを保留にしてましたが、少し時間が出来たので早速作ってみることにしました。
以下、独学の手探り状態なので、ヘボいところはご勘弁を。

作るのはティラノサウルスの祖先「ディロング(Dilong)」あたりが良いと思い、芯には知人のアドバイスで、メラミンスポンジ(百均で調達)を使うことにします。(目が細かく、フェルトがからみやすい)

F1
メラミンスポンジに芯の形を描き、カッターナイフで削っていきます。

F2
形ができました。横にあるのは各色の羊毛フェルトシートのセット。

F3
メラミンの芯にフェルトシートを巻きつけながら、

F4
ニードルで固定していきます。

F5
だいたい全身がフェルトに包まれました。

F6 
色の違うフェルトで模様を作っていきます。

F7
工房から家に帰ってからも作っていると、嫁や息子が「かわいい~、何作ってんの?アライグマ?」ですと・・・ despair

F8_2
ここで、少し路線を変えます。最初リアル指向だったのですが、ちょっとデフォルメすることにしました。
最初作っていた頭部。どうもウロコなどが細かすぎて、フェルトのもこもこ胴体に似合わないような気がするので、

F17
ウロコの無い、もっと簡略化した頭部を新しく作りました。

F9
前足(指は粘土)にもフェルトを巻きつけ、

F10
胴体にニードルで固定します。足も粘土で作っています。

F11
頭部を胴体に針金と接着剤でつけて、

F12
色を塗ったあと、頭頂部、側頭部にフェルトを接着して、

F14
胴体部分にニードルで固定します。

F15
ということで、出来ました。フェルト、粘土で作ったふわふわディロング。

F16
いつものような針金が中に入ってないので、柔らかすぎて自立できません。中に針金があるとニードルの針先に当たると思ったからです。
頭が粘土製で重く、重心が前に偏ってるのも立たない原因のひとつです。(一応軽量粘土を使いましたが)
毛もからまってるように見えるし、一定方向に流れる感じにしたいし、いろいろ改良の必要がありですね。
まずなによりも羽毛恐竜に見えるような・・・見えないような・・・。

フェルト手芸は、私よりも経験豊富な方がたくさんおられると思うので、作り方のヒント、アドバイスがありましたら、是非お願いします!happy01

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

そうだ!アノマロカリスを作ってみよう! その1

進行中の仕事の指示待ちで手持ち無沙汰なので、前から作ろうと思っていたアノマロカリス(Anomalocaris)を作ってみることにしました。

以前にも書きましたが、私はアノマロカリスを始めバージェスモンスターが大好きです
とは言え、なかなか手を出せるような造型物ではないので、躊躇していましたが、ま~良い機会です。

まずスケッチを描きますが、この時点からつまづいてしまいますね。
好きなはずなのにイメージが掴めません・・・ coldsweats01
実際、ネットから画像を集めても、玉石混合、種々雑多なデザインです。
ま、今回は練習と言うことで、私の持ってる簡単なイメージをもとに、作りながら形を探っていこうと思います。

A10
材料はいつもと同じ石粉粘土(ファンド)を使用。

A1
イメージとしては、身体の側面についているヒレ(?)をテレ~っと動かして、泳いでる感じです。

完全に乾燥させてから、ヒレのあたりをマジックで描き

A2
彫刻刀とカッターで削っていきます。

A3_2
前から。ヒレは前後が下がって、中央が上がっている感じで。

A4
胴体のあたりをつけます。ん~シンメトリーって下手なんですよね~ gawk

A5
背面はこんな感じ。

A6
お腹側はこんな感じ。ま、雰囲気、雰囲気。

A7
ん~・・・恐竜と違って、頭の中に構造のイメージが出来てないので難しいですね・・・。

つづく

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

そうだ!アノマロカリスを作ってみよう! その2

さてアノマロカリスの続きです。

今回はアノマロカリスの名前の由来ににもなっている「触手」を作ります。

まず芯になる鎌形を粘土で作り

A11
さらに粘土を盛って

A12
形を整えていきます。

A13
左右作ります。

A14
もともとこの部分だけが見つかっていて、その形から「奇妙なエビ(アノマロカリス)」って名前がついたんですよね。happy01

特徴のある口も作り、頭部に触手をつけます。

A8

A15
尾ヒレを作ります。

A9
だいたいの形ができました。

A17

触手を付けたら、もうツチノコとは呼ばせないぜ!coldsweats01

つづく

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

そうだ!アノマロカリスを作ってみよう! その3

アノマロカリスの続きです。

だいたいの形ができましたので、表面処理をします。
普段の恐竜では、表面にウロコなどをつけていきますので、イコール仕上げになりますが、今回は紙ヤスリでひたすらこすります。

An1
あ~粉が出る~ 粉出るの嫌いです~ despair

An2
その後、近くの公園でサーフェイサーを吹き、パテで修正していきます。
ダ~ wobbly グレーを買ったつもりが、ホワイトのサーフェイサーだった!パテもホワイトをわざわざ買いに行きました。

Ann1
こんな感じで形ができました。
裏側から

An3
背面から

An4

正面から

An5

つづく

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

そうだ!アノマロカリスを作ってみよう! その4 完成

さて、アノマロカリス最終回。彩色です。

ベースも作りたかったんですが、とりあえず本体だけでも完成させてしまいましょう。

彩色前。

An1
彩色はいつも通りアクリル絵具の筆塗りです。ベースはこんな色で。

An2
模様を描いていきます。

An8
あ~しんど wobbly sweat01

An3
目を塗ります。光沢をつけるのに透明エポキシ接着剤を塗布しています。
An4
トップコートに最初、半光沢をスプレーしましたが、しっくりこないので、光沢に塗りなおしました。

An5
完成!嫁が一言「シャコ」みたいや despair

An6
裏側はこんな感じ。

An7

さて、恐竜と勝手が違い苦労しました。造型材料も粘土よりも、もっときっちりエッジが作れる硬い材料、例えばポリパテやスカルピーの方が適しているかも知れませんね。

大好きな古生物のひとつなので、これに懲りず、また挑戦してみます!happy01

メインサイトにも画像をアップしました。→「アノマロカリス2011

またアノマロカリスは荒木恐竜工房のオリジナル商品第二弾として販売も予定していますので、気長にお待ちください happy01

オマケ:わ~こんなんあるわ~wobbly

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

そうだ!アノマロカリスを作ってみよう! ベース追加

アノマロカリス(Anomalocaris)本体を完成させましたが、飾るのにベースが欲しいので、作ることにしました。

適当な大きさの木製ベースを購入。

B1
海底を石粉粘土で作っていきます。

B2
海底を這いずりまわっている餌食になっていた三葉虫なんかを作ります。
地面は歯ブラシでたたいて表現。
B3
なんちゃって三葉虫(Trilobite)となんちゃってマーレラ(Marrella) スミマセン・・・恐竜以外はからっきし知識がないので、テキトーです coldsweats01

B4
アクリル絵具で色を塗り、エナメル塗料のフラットブラックでウォッシング。

B5
ベースと腹部の支柱部分。

B8
ハイッ出来ました。木製ベースはイメージに合わなかったので付けませんでした。

B10
メインサイトにも画像も変更しました。→「アノマロカリス2011

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

トリケラトプスを作るぞ! 前編

さていきなりですが、今回は私の一番好きな恐竜、トリケラトプス Triceratops を作りましょう。heart04

7月8日から始まる、福井県立恐竜博物館の特別展「新説 恐竜の成長」ではトリケラトプスの成長段階の頭骨化石なども展示されます。
ティラノサウルスと同じくらいメジャーで人気のあるトリケラトプスですが、新しい発見や研究成果があり、何度作っても面白いです。happy01

今回作るのは1/10スケール。ポイントは前脚、角、フリルなどです。

まずは重量軽減と粘土節約のため、芯部分は発泡スチロールで作ります。

1
スチロールカッターで形を整えていきます。

2
脚の部分は強度が必要なので、太い針金を使い、石粉粘土で薄く覆っていきます。

3
いよいよ粘土を厚く盛って、ウロコやシワなどのディティールをつけていきます。

4
足指などもつけていきます。

5
一応、脇を閉め、手の甲外向きタイプ?(中途半端 coldsweats01

中編へつづく

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

| コメント (0)

«トリケラトプスを作るぞ! 中編