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またプテラノドンを作るぞ! 前編

たまには模型制作の記事も書かないと、いつも見に来てくれる人に申し訳ないですね。sweat01

先日スタージョンさんと話したとき、私らの作っているものは、「復元模型」とはほど遠い「想像模型」と指摘されたという話しがありました。
確かに三葉虫など外骨格が残る絶滅生物に比べると、恐竜などは筋肉や内臓、皮膚など軟組織に始まり、体色、模様に至っては想像以外のナニモノでもありません。
とは言え、出来る限り発見され研究されている成果に基づいて作っていくのが一番大切であることも間違いありません。
しかしそれが恐竜を作るうえで、足かせになっている可能性もあります。
翻って、映画「アバター」に登場するドラゴン「イクラン」や人気ゲーム「モンスターハンター」のモンスターなどは恐竜や翼竜を参考にしながら、制約が無いため、デザイナーの奔放なイメージで作られ、形態にしろ色彩にしろ見事な創作物になっています。
ですから今回は少し反則ワザですが、ドラゴンテイストの翼竜プテラノドンを作ってみることにしました。(かと言って、歯を生やしたり角をつけたりはしませんよ coldsweats01

ちゃちゃっと行きます。(前のプテラノドン制作記事はこちらを見てください)
イメージは「岩場にたたずむプテラノドン」(このシチュエーション、好きなんですわ)
ワシなどの大きな猛禽が岩の上で、片翼を伸ばしてストレッチしているイメージです。

頭と胴体を作ります。スケールは約1/10ぐらいです。

P2
岩場を作ります。まず粘土をブロック状に切り分けます。

P3_2
それを積んでいって好みの形にしていきます。

P4
岩場と翼との関係を考えながら、腕の骨の位置を決めます。

P5
折りたたんだ右腕と伸ばした左腕に、それぞれのシワなどを考えながら、薄く延ばした粘土で皮膜を作っていきます。

P6
仮ポーズ。首を上げて、遠くを見ているイメージ。

P7

中篇に続く

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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またプテラノドンを作るぞ! 中編

続きです。

翼の皮膜にディテールをつけていきます。

P8
やはり薄く延ばした粘土を上にはりつけ、大きなシワや細かいシワをつけていきます。

P9
全体を見ながら翼の大きなシワを調整していきます。
首の角度も、少し下から見上げるような感じに調整しました。

P10
おそらく本物の翼竜の翼にはこのようなシワはつかなかったでしょう。
翼竜の翼には縦方向に無数の繊維で保持されおり伸縮性があったと考えられているので、ゴムが伸び縮みする感じでシワはよらずに翼を折りたためたと考えられています。
ですが、今回の造形は前編にも書きましたが、ドラゴンのイメージで作っていますので、翼のシワ、前足の大きさなどかなりデフォルメして作っています。

翼竜の毛は、普段は粘土をけがいて表現しますが、今回は植毛で表現します。とは言え、フッサフッサにするのではなく、しゃれこうべに残ったざんばら髪のイメージで首筋に表現します。

エンピツで植毛部分を確認。

P11
ピンバイスで穴をあけていきます。

P12
で、今回の秘密兵器は、知人に教えてもらった初登場の百均の「つけまつげ」heart01

P13
テグスを切って使うのとちがい、「カーブがついていて、先が細くなっている」という条件にぴったりです。smile
ピンセットで掴み、ハサミで切り取って一本一本植毛していきます。

P14
なんかキショイ・・・ coldsweats01

と言うことで形は完成しました。

P15
次回は彩色していきます。

後編に続く

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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またプテラノドンを作るぞ! 後編 完成

最終回、彩色です。

今回一番やりたかったのが、実はこの彩色です。今回の作品は、地上に降りている翼竜ですが、折りたたまずに大きく翼を伸ばしてるところを作りましたので、ここに派手目の模様を描こうと思っていました。
映画「アバター」のイクランやトゥルークが登場する場面では、その翼の美しさ、動きの美しさに圧倒されました!wobbly
マクファーレンのドラゴンシリーズも持っていますが、それを見てしまうと、そっちに引っ張られそうなので、色彩感覚ゼロの私ですが、あえて自己流で行きます。coldsweats01

色や模様のイメージを下絵に描いて確かめます。

P18
まず岩場を彩色。

P16
こちらはプテラノドンを目立たせるため、地味に塗っていきます。

P17_2
さていよいよプテラノドンの彩色。

P19
まず下地の色を塗ります。

P20_2
模様の当たりをつけていきます。

P21
模様を塗っていきます。

P22
ふちどりの模様を塗っていきます。

P23
頭の部分。このあと目玉の色を塗って、

P24
完成です。

P25
どうでしょうか?ドラゴンっぽく出来たでしょうか?
メインサイトにアップしました。

「プテラノドン2012」です。

(このブログは「恐竜模型の世界」の一部です)

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